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「構想」第六号 2004.3.23

 

編集後記

 

▼「構想」第六号をお届けいたします。本号を以て、「構想」は一時休刊することになりました。平成十二年の創刊以来、号を重ねるごとに読者、書き手ともにその仲間が増えていった、いつもたくさんの人、たくさんのことばに支えられていた、幸せな雑誌でした。

▼第六号は、区切りに相応しく、たくさんの、そしてバラエティに富んだ作品が集まりました。

▼『黄昏の汀で』の山元隆春先生、『東広島風俗探訪』の難波博孝先生。両先生には、ご多忙のなか、毎号のように作品を寄せて頂きました。すぐれた表現者であるお二人のことばは、「構想」という「物語」にとってなくてはならないものでした。

▼創刊時から作品を寄せて頂いている道中聡先輩は、普段の授業風景が目に浮かぶような、ユーモラスでテンポの良い、ユニークな一作を寄稿いただきました。

▼「構想」をいつも読んでくれているというどんくんさんからは「構想」初となる戯曲が寄せられました。是非、どんくんさん演出による舞台化を望みます!

▼小説も、赤崎、大塚に加えて川鍋元寇氏、初寄稿の小宵氏のそれぞれ肌理の違う、個性的な作品が集まりました。

▼弘中、赤崎、大塚も、それぞれが「構想」のなかで培ってきた「何か」をかたちに出来たのではないかと思います。

▼「私と構想」へも、愛知の柴田文麿…失敬、文寛氏をはじめ、あたたかいメッセージを寄せていただきました。本当にありがとうございました。そして残念ながらお休みということになってしまいましたが、多忙の中、ギリギリまで頑張ってくれた前田寛明氏、第一号から表紙デザインを担当してくれたマカロ兄ィさんこと井口直幸氏、深夜まで印刷作業を手伝ってくれた冨安慎吾氏も本当にありがとう。

▼「構想」はここで休刊、ということになりますが、あくまでも休刊は休刊。「一回休み」の精神で、また必ずや歩き始めるときが来ることでしょう。その日まで、ごきげんよう。また、会う日まで。(お)

 

 

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